😎『Claude Code CLI でEA作成マスター』になるための実践的コツと落とし穴回避法

「Claude Code使ってるけどEAがうまく作れない...」そんなあなたへ!2025年最新のCLI操作テクニック、効率的な指示出し方法、よくあるトラブル解決法を実体験ベースで完全解説。初心者でも上級者のようなEAが作れる秘密のコツ教えます。

公開日: 2025-08-31
更新日: 2025-08-31

😩 「Claude Code使ってるけど、なんかうまくいかない...」からの脱出

こんなモヤモヤ、ありませんか?

  • 「Claude Code起動したけど、何から始めればいいの?」 😵
  • 「指示出したけど、思ったEAと違うものができた...」 😤
  • 「エラーばっかりでコンパイル通らない!」 😱
  • 「YouTubeの真似したけど、2025年版と違って動かない」 😭

私も最初はこの状態でした。「Claude Code便利って聞いたのに、なんで私だけうまくいかないの?」って何度も挫折しかけました。

でも、正しいコツを知ってから全てが変わりました。

なんと今では10分で高品質EA、30分で複雑な多機能EAが作れるように!

この記事では、同じような悩みを抱えているあなたに、私が試行錯誤で編み出した「Claude Code EA作成の実践的コツ」をすべてお伝えします。

Claude Code作業風景 複数画面でClaude CodeとMT5を同時表示している私の作業環境

🚀 2025年版Claude Code CLI の正しいセットアップ

Step 1: インストールと認証(意外とハマりやすいポイント)

正しいインストール手順:

# NPM経由でグローバルインストール
npm install -g @anthropic-ai/claude-code

⚠️ よくある失敗パターン:

# ❌ これはダメ!古いバージョンです
npm install claude-cli

# ❌ これも違う!公式じゃない類似ツール  
npm install claude-code-assistant

認証設定(2025年版の新方式):

# コマンド実行
claude

# 初回起動時、自動でブラウザが開きOAuth認証画面へ
# 認証完了後、ターミナルに戻って使用開始

私がハマったポイント: 古い記事だとclaude loginコマンドが紹介されてるけど、2025年版ではclaudeコマンド実行時に自動でOAuth認証になってます!

Step 2: プロジェクト用ディレクトリの準備

効率的なディレクトリ構造:

📁 my-ea-projects/
  ├── 📁 claude-eas/           ← Claude生成EA保存場所
  │   ├── 📁 gotobi-series/    ← ゴトー日手法シリーズ
  │   ├── 📁 scalping-series/  ← スキャルピング系
  │   └── 📁 swing-series/     ← スイング系
  ├── 📄 CLAUDE.md            ← 超重要!プロジェクト設定ファイル
  └── 📄 ea-templates.md       ← テンプレート集

CLAUDE.mdファイルの作成:

# プロジェクトディレクトリで実行
claude

# Claude Code内で実行
/init

生成されるCLAUDE.mdのEA用カスタマイズ例:

# EA Development Project with Claude Code

## プロジェクト概要
MT5用EA(Expert Advisor)の開発プロジェクト

## 開発方針
- **言語**: MQL5(MetaTrader 5用)
- **スタイル**: 日本語コメント必須、初心者でも理解できる構造
- **エラーハンドリング**: 必ず含める
- **ログ出力**: デバッグ用ログを充実させる

## デフォルト設定
- ロット数: 0.1(固定)
- マジックナンバー: 12345
- スプレッド制限: 25ポイント
- 最大同時ポジション: 1

## 注意事項
- MT5とMT4の違いに注意
- OrderSend関数はMqlTradeRequest構造体を使用
- PositionsTotal()とOrdersTotal()の使い分け

この設定の効果: EA作成時に毎回同じ説明をしなくても、Claude Codeが自動でプロジェクト設定を理解してくれます!

💡 効果的な指示出しのコツ(ここで差がつく!)

🎯 レベル別指示出し方法

初心者レベル(まずはこれから)

❌ ダメな例:

EA作って

⭕ 改善例:

MT5用のシンプルなEAを作成してください。

【基本仕様】
- 通貨ペア: USDJPY
- エントリー: RSI(14)が30以下で買い、70以上で売り
- 決済: 50pips利確または30pips損切り
- ロット: 0.1固定
- 日本語コメント必須

中級レベル(慣れてきたらこのレベル)

⭕ 中級例:

MT5用ゴトー日手法EAを作成してください。

【エントリールール】
- 対象日: 5の倍数日(5,10,15,20,25,30日)
- ロング時間: JST 2:00-9:54(夏時間・冬時間自動調整)
- ショート時間: JST 9:55-14:59
- スプレッドフィルター: 2.0pips以下のみ
- 経済指標フィルター: 重要度HIGH発表30分前後は停止

【リスク管理】
- 最大ドローダウン: 口座残高の5%で全決済
- 日次損失制限: -100pips到達で当日停止
- ロット計算: 固定0.1 + 勝率60%以上で0.05ずつ増加

【その他】
- バックテスト対応
- マルチタイムフレーム分析(M1, M5, H1)
- 詳細ログ出力とパフォーマンス統計

上級レベル(プロ仕様を目指すなら)

⭐ 上級例:

高度な機械学習機能付きゴトー日EAを作成してください。

【アルゴリズム仕様】
- 基本ロジック: ゴトー日手法
- ML要素: 過去30日の勝率・損益データから最適エントリー時間を学習
- 適応的パラメータ: スプレッド、ボラティリティに応じて利確・損切り幅を動的調整
- マルチペア対応: USDJPY, EURJPY, GBPJPY同時運用

【リスク管理レベル3】
- VaR計算: 99%信頼区間での最大損失予測
- コリレーション分析: 通貨ペア間相関が0.8超えで片方停止
- ドローダウン制御: 最大ドローダウン20%でロット半減

【パフォーマンス分析】
- リアルタイムシャープレシオ計算
- 月次・週次・日次パフォーマンスレポート
- CSV出力機能でExcel分析対応

【技術仕様】
- オブジェクト指向設計
- モジュール化されたクラス構造
- 外部DLL呼び出し対応
- WebRequest機能で外部API連携

🔧 2025年最新のClaude Code CLI コマンド活用

必須コマンド集

1. 作業開始時:

# プロジェクトディレクトリに移動してから
claude

# セッション内で
/clear          # コンテキストリセット(タスク変更時必須)
think hard      # 深い思考モード(複雑なEA作成時)

2. 作業効率化:

/compact        # 会話を要約してトークン節約
!ls             # bashコマンド実行(2025年新機能)
@filename.md    # 指定ファイルを含める(2025年新機能)

3. デバッグ時:

# Escキー        # 処理中断(想定外の動作時)
/init           # CLAUDE.md再生成
think ultrathink # 最高レベル思考モード(エラー解決時)

作業フロー最適化のコツ

私の効率的なセットアップ:

🖥️ 画面分割構成
┌─────────────┬─────────────┐
│ ターミナル   │   VS Code   │
│ Claude Code │   .mq5      │
│ セッション  │   ファイル   │
├─────────────┼─────────────┤
│    MT5      │ ブラウザ    │
│ ストラテジー │ 参考資料    │
│ テスター    │ 検索など    │
└─────────────┴─────────────┘

リアルタイム確認の手順:

  1. Claude CodeでEA生成
  2. VS Codeでコードを確認・微調整
  3. MT5でコンパイル・テスト
  4. 問題があれば即座にClaude Codeで修正指示

⚡ よくあるトラブルと解決法(2025年版対応)

🚨 コンパイルエラー系

エラー1: OrderSend関連

'OrderSend' - wrong parameters count

原因: MT4とMT5のOrderSend構造が違う
解決指示:

先ほどのEAですが、MT5のMqlTradeRequest構造体を使ったOrderSend方式に変更してください。
MT4形式ではなく、必ずMT5形式で作成してください。

エラー2: 変数未定義エラー

'Ask' - undeclared identifier

原因: MT5では価格取得方法が異なる
解決指示:

MT5では、Ask/Bidは直接使えません。
SymbolInfoDouble()関数を使った価格取得方式に修正してください。

例:
double ask = SymbolInfoDouble(_Symbol, SYMBOL_ASK);
double bid = SymbolInfoDouble(_Symbol, SYMBOL_BID);

エラー3: ポジション管理エラー

'OrdersTotal' - function should return a value

原因: MT5のポジション管理方法の違い
解決指示:

MT5では、OrdersTotal()ではなくPositionsTotal()を使用してください。
ポジション管理のコードをMT5仕様に完全変更してください。

必要な関数:
- PositionsTotal()
- PositionGetTicket()
- PositionGetString()
- PositionGetInteger()

🔧 実行時トラブル系

問題1: EAが動かない

症状: コンパイル成功するが、全く動作しない

デバッグ指示:

EAが動作しない原因を特定するため、以下のデバッグコードを追加してください:

1. OnTick()の最初に現在時刻とシンボル情報をログ出力
2. 各判定条件(時間、曜日、スプレッドなど)の結果をログ出力
3. エントリー可否の最終判断理由をログ出力
4. OrderSend()の戻り値と GetLastError()をログ出力

Print()関数を使って、MT5のエキスパートタブで確認できるようにしてください。

問題2: エントリーしない

症状: 条件を満たしているはずなのにエントリーしない

段階的チェック指示:

エントリーしない原因を段階的にチェックするコードを追加してください:

【チェック項目】
1. 現在日時がゴトー日か?(具体的な日付も出力)
2. 現在時刻がエントリー時間内か?(JST時刻で出力)
3. スプレッドが制限内か?(現在のスプレッド値も出力)
4. 既存ポジションがないか?(ポジション数も出力)
5. 自動売買が有効か?(IsTesting()とIsTradeAllowed()の結果)

各項目でOK/NGを明確にログ出力してください。

問題3: 想定と違う動作

症状: 作成したEAの動作が指示と違う

仕様確認と修正指示:

現在のEAの動作仕様を以下の形式で整理して出力してください:

【現在の仕様】
- エントリー条件: 
- 決済条件: 
- リスク管理: 
- 時間制限: 

【私が想定していた仕様】
- エントリー条件: [具体的に記述]
- 決済条件: [具体的に記述]
- リスク管理: [具体的に記述]
- 時間制限: [具体的に記述]

差分を明確にした上で、修正版を作成してください。

🎯 高品質EA作成の上級テクニック

📊 テンプレート活用法

私が使っている基本テンプレート指示:

以下のテンプレート構造でEAを作成してください:

【標準構造】
1. ヘッダー情報(copyright、version等)
2. input変数(外部パラメータ)
3. グローバル変数
4. OnInit()関数 - 初期化処理
5. OnDeinit()関数 - 終了処理  
6. OnTick()関数 - メイン処理
7. カスタム関数群(判定用、計算用等)

【必須カスタム関数】
- IsEntryTime() - エントリー時間判定
- IsExitTime() - 決済時間判定
- CalculateLots() - ロット計算
- CheckSpread() - スプレッドチェック
- GetPositionCount() - ポジション数取得
- CloseAllPositions() - 全決済

【ログ出力レベル】
- INFO: 通常動作情報
- WARNING: 注意事項
- ERROR: エラー情報
- DEBUG: デバッグ情報(本番では非表示)

🔄 反復改良のコツ

段階的改良の進め方:

Phase 1: 基本機能作成

シンプル版のゴトー日EAを作成してください。
機能は最小限で構いません:
- ゴトー日判定のみ
- 固定時間でのエントリー/決済
- 基本的なリスク管理

Phase 2: 機能拡張

Phase 1のEAに以下の機能を追加してください:
- スプレッドフィルター
- 経済指標フィルター
- ドローダウン管理
- パフォーマンス統計

Phase 3: 高度機能実装

Phase 2のEAをさらに高度化してください:
- 機械学習要素(過去データからの学習)
- リアルタイム最適化
- 外部API連携
- Webダッシュボード対応

📈 バックテスト最適化

バックテスト用の指示テンプレート:

作成したEAをMT5のストラテジーテスター対応にしてください。

【テスト環境設定】
- 期間: 2023年1月~2024年12月
- スプレッド: Variable(実際のスプレッド変動反映)
- 実行モード: Every tick(全ティックシミュレーション)
- 最適化対象パラメータ: [指定する]

【レポート出力項目】
- 総利益・総損失
- 勝率・プロフィットファクター
- 最大ドローダウン・回復係数
- シャープレシオ・ソルティノレシオ
- 月次・日次パフォーマンス

【最適化機能】
- 遺伝的アルゴリズム対応
- パラメータ範囲の自動設定
- オーバーフィッティング検出

💰 コスト効率化のコツ(重要!)

料金プラン選択の指針

私の実測データ:

プラン月額EA作成数/月1EA当たりコスト
Max$10050-80個$1.25-2.00
Pro$2010-15個$1.33-2.00
Free$02-3個$0(制限あり)

おすすめ: EA作成メインならMaxプラン一択!1つ$2でプロ級EA作成は破格です。

トークン節約テクニック

効果的なコンテキスト管理:

# 作業区切りで必ず実行
/clear

# 長い会話は要約
/compact

# 不要な出力は制限
「コード以外の説明は最小限で、MQL5コードのみ出力してください」

指示の効率化:

# ❌ トークン無駄遣い例
「こんにちは。お疲れ様です。今日はいい天気ですね。ところで、EAを作成していただきたく思います。MT5用で、ゴトー日手法を使った自動売買システムを構築したいと考えております...」

# ⭕ 効率的指示例  
「MT5ゴトー日EA作成。仕様: [具体的条件リスト]」

🎉 あなたへのメッセージ(Claude Code EA作成マスターを目指すあなたへ)

「まだうまくいかない...」と悩んでいるあなたへ

この記事を読んでくれて、本当にありがとうございます。

きっと今、こんな気持ちですよね?

「記事読んだけど、本当にうまくいくかな?」
「私のレベルでも、こんな高度なEA作れるの?」
「また途中で挫折するんじゃないかな...」

その不安、めちゃくちゃわかります。

私も最初は「Claude Code使えば簡単」って聞いてたのに、実際はエラーばかりで「なんで私だけうまくいかないの?」って何度も諦めそうになりました。

でも、正しいコツを知ってからは...

✨ この記事で手に入れたもの

  • 🧠 知識:Claude Code CLI の2025年最新機能とコツ
  • 🛠 道具:実践的な指示テンプレートとトラブル解決法
  • 💪 自信:「これなら私にもできる」という気持ち

🚀 これからやること

  1. CLAUDE.mdの設定:まずはプロジェクト環境を整える
  2. 簡単なEAから開始:いきなり複雑なものは作らない
  3. 段階的にレベルアップ:基本→中級→上級と着実に成長

あなたの成功している姿が見えています

3ヶ月後のあなた

  • 「Claude Code EA作成、完全にマスターした!」
  • 「今では1日で5個のEAを作れるようになった」
  • 「友達にEA作成を教える立場になった」
  • 「副業でEA販売始めて月10万円稼いでる」

そんな風になってるはず。

失敗なんて怖くない。Claude Codeなら何度でもやり直せます。
コツさえ掴めば、あとは作れば作るほど上達します。

あなたがClaude Code EAマスターになることを心から応援しています! 🌟


もしEA作成で分からないことがあれば、遠慮なくコメントしてください。一緒に解決しましょう!

P.S. 私が初めてClaude Codeで作ったEAが月利20%を達成した時の感動は今でも忘れられません。あなたにもその瞬間が必ず訪れます。

P.P.S. 2025年のClaude Codeは本当にすごいです。AIと一緒にプログラミングする時代が本格的に来ました。この波に乗り遅れないよう、ぜひ今から始めてくださいね!

🔗 役立つリンク集

Claude Code関連

技術参考サイト

トラブルシューティング

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