😭『EAが作れない!』から始まったCodex CLI奇跡の30分開発ストーリー

MQL5なんて全然わからない状態から、Codex CLIに助けてもらって移動平均クロスEAを30分で完成!初心者が躓きやすいポイントと、実際に使えるEAを作る全工程を魂込めて解説します。フォントエラー完全解決!

公開日: 2025-08-31
更新日: 2025-08-31

😭『EAが作れない!』から始まったCodex CLI奇跡の30分開発ストーリー

こんにちは!今日は「MQL5なんて全然わからない😭」という状態から、Codex CLIに助けてもらって30分でちゃんと動くEAを作った奇跡の体験談をお話します。

💔 絶望の始まり

「MT5でEA作りたいけど、MQL5のコード書けない...」

そんな悩みを抱えていた私。プログラミングは少しできるけど、MQL5は別世界すぎて...

  • 📚 公式ドキュメントを見ても専門用語だらけで理解できない
  • 💸 コード書いてもエラーばっかりで心が折れる
  • ⏰ 何時間もかけても動かない絶望感
  • 😵 「結局手動で取引した方が早いじゃん」って諦めモード

**でも諦めたくなかった。**自動売買の夢を捨てたくなかったんです。

そんな時、出会ったのがCodex CLIでした。

🎯 この記事で達成すること

ゴール: 完全初心者でも30分で移動平均クロスEAを完成させる!

  • ✅ Codex CLIのセットアップ(Windows)
  • ✅ EA作成からバックテストまで一気通貫
  • ✅ 実際に使えるコード(コピペOK)
  • ✅ 躓きやすいポイントと解決法

想定読者: あなたが「MT5触ったことあるけどEAは初心者」なら完璧です!

⚠️ 重要: 教育目的の記事です。実運用は必ずデモ口座で十分検証してからにしましょう。

🚀 Codex CLIセットアップ(実際の手順)

Step 1: 環境確認

まず、Node.jsが入っているか確認します:

node -v

もし「'node' は、内部コマンドまたは外部コマンド...」と出たら、Node.js公式サイト🔗から最新版をダウンロードしてインストールしてください。

Step 2: MT5のデータフォルダを確認

これ、めっちゃ重要です!後でファイルを置く場所を確認しておきます。

  1. MT5を開く
  2. 「ファイル」→「データフォルダを開く」
  3. フォルダが開くので、この階層を確認:
📁 MT5データフォルダ(自動で開く)
├── 📁 MQL5                    ← これがメインフォルダ
│   ├── 📁 Experts            ← EAを置く場所(超重要)
│   │   ├── 📁 Examples       ← サンプルEA
│   │   ├── 📁 Advisors       ← 他のEA
│   │   └── 📄 MACD Sample.ex5 ← 既存のサンプルEA
│   ├── 📁 Indicators         ← インジケーター
│   ├── 📁 Scripts            ← スクリプト
│   └── 📁 Include            ← ライブラリファイル
├── 📁 Logs                   ← ログファイル
├── 📁 Profiles              ← プロファイル設定
└── 📁 history               ← 価格履歴データ

📍 重要: MQL5\Experts フォルダのパスをコピーしておく!
実際のパス例: C:\Users\あなたの名前\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal\[ランダム文字列]\MQL5\Experts

Step 3: コマンドプロンプトの起動

ここ超重要! 多くの人がPowerShellを使おうとしますが、Windowsではコマンドプロンプト(cmd)が確実です。

方法1: フォルダから直接起動(初心者におすすめ)

  1. MT5のExpertsフォルダを開く
  2. フォルダのアドレスバーをクリック
  3. cmdと入力してEnter
🖱️ フォルダ操作の流れ
┌─────────────────────────────────────────┐
│ 📂 エクスプローラー                     │
├─────────────────────────────────────────┤
│ 📁 > 🖱️クリック → [cmd] → Enter         │
│    C:\Users\...\MQL5\Experts            │
├─────────────────────────────────────────┤
│ 📁 Examples    📁 Advisors              │
│ 📄 Sample.ex5  📄 Other.ex5             │
└─────────────────────────────────────────┘
              ⬇️
┌─────────────────────────────────────────┐
│ ⚫ コマンドプロンプト                     │
├─────────────────────────────────────────┤
│ Microsoft Windows [Version 10.0...]     │
│ (c) Microsoft Corporation.              │
│                                         │
│ C:\Users\...\MQL5\Experts>_             │
└─────────────────────────────────────────┘

💡 成功の確認方法:
コマンドプロンプトで dir と入力して、MT5のサンプルファイルが表示されればOK!

Step 4: Codex CLIのインストールと起動

グローバルインストール(推奨):

npm install -g @openai/codex

インストール確認:

codex --version

Codex CLI起動:

codex

初回起動時は自動でログイン画面が表示されます。

Step 5: ログインとAPIキー設定

初回ログイン:

codex --login

「Sign in with ChatGPT」を選択してブラウザでログインしてください。

💡 Tips:

  • Plus会員: $5のクレジット付与
  • Pro会員: $50のクレジット付与
  • 手動でAPIキーを設定したい場合: set OPENAI_API_KEY=sk-あなたのAPIキー

📚 参考:

📝 EA仕様を決める(めちゃ重要!)

Codex CLIに任せる前に、作りたいEAの仕様を明確にします。これが成功のカギ!

💡 私が決めた仕様(初心者にオススメ):

  • 戦略: 短期移動平均(20期間)が長期移動平均(50期間)を上抜け→買い、下抜け→売り
  • 執行: 1シンボル1ポジションのみ。逆シグナルが出たら現在のポジションを閉じて反対売買
  • リスク管理:
    • 固定ロットサイズ(0.1ロット)
    • 固定ストップロス(100pips)
    • 固定テイクプロフィット(150pips)
    • スプレッド上限チェック(2.0pips超える時は取引しない)
  • タイミング: 新しいバーが確定した時のみ判定(同じバーで何度も取引するのを防ぐ)

なぜこの仕様?

  • シンプルで理解しやすい 📊
  • リスク管理がしっかりしている 🛡️
  • バックテストで検証しやすい 📈

🎯 Codex CLIに依頼してみる(ドキドキの瞬間)

Codex CLIが起動したら、以下のプロンプトを入力します。一発でうまくいく魔法のプロンプトを教えます!

MT5用のSMAクロスEAを作成してください。

ファイル出力先: MQL5/Experts/MA_Crossover_EA.mq5

機能要件:
- Input変数: Timeframe, Fast MA期間(20), Slow MA期間(50), ロットサイズ(0.1), SL(100pips), TP(150pips), 最大スプレッド(2.0pips), スリッページ(5), マジックナンバー
- 短期SMAが長期SMAを上抜け→買いエントリー
- 短期SMAが長期SMAを下抜け→売りエントリー
- 1シンボル1ポジションのみ、逆シグナルで既存ポジションクローズ→新規エントリー
- 新バー確定時のみ判定(多重発注防止)
- スプレッドチェック、StopsLevel対応
- CTradeクラス使用、エラー時はGetLastError()出力
- 簡潔なログ出力

💪 実際にやってみた結果: なんと一発で90%完成度の高いコードが出てきました!

😍 感動ポイント:

  • MQL5の文法完璧
  • エラーハンドリングもばっちり
  • StopsLevel対応まで入ってる(これ手書きだと絶対忘れる)

🔧 ファイル配置とコンパイル(ここで躓く人多数)

Step 1: ファイルをMT5フォルダに配置

  1. Codex CLIが出力したファイルをコピー
  2. MT5のデータフォルダを開く(「ファイル」→「データフォルダを開く」)
  3. MQL5\Expertsフォルダに貼り付け

Step 2: MetaEditorでコンパイル

  1. MT5で「ツール」→「MetaQuotes Language Editor」
  2. 「ファイル」→「開く」で先ほどのEAファイルを開く
  3. F7キーまたは「コンパイル」ボタンをクリック
  4. 「0 errors, 0 warnings」と出れば成功! 🎉

😱 もしエラーが出たら:

  • よくあるエラー: #include <Trade/Trade.mqh> の部分
  • 解決法: MetaEditorで「ツール」→「オプション」→「コンパイラ」で#includeパスを確認

Step 3: MT5に認識させる

  1. MT5のナビゲーターで「エキスパートアドバイザ」を右クリック
  2. 「更新」をクリック
  3. 作成したEAが表示されればOK!

🎉 Codex CLIが生成してくれたもの(感動の瞬間)

私が「移動平均クロスEAを作って」と言っただけで...

📄 完璧なMQL5ファイルが生成された!

ファイル名: MA_Crossover_EA.mq5
ファイルサイズ: 約8KB
行数: 約200行の本格的なコード

😱 驚いたポイント:

  • 完璧なMQL5文法 - コンパイルエラー一切なし!
  • 日本語コメント付き - 何をしてるか一目でわかる
  • エラーハンドリング完備 - GetLastError()で問題特定可能
  • MT5仕様完全対応 - PositionsTotal()やCTrade使用
  • 設定画面対応 - input変数でパラメータ調整可能

🔧 自動で含まれていた機能

基本機能:

  • ✅ 移動平均クロス判定
  • ✅ 新バー限定エントリー(多重発注防止)
  • ✅ スプレッドチェック
  • ✅ ポジション管理(1通貨ペア1ポジション)
  • ✅ ストップロス・テイクプロフィット
  • ✅ マジックナンバー管理

高度機能(勝手についてきた!):

  • ✅ StopsLevel自動対応(ブローカー制限回避)
  • ✅ 小数点桁数自動判定(5桁・4桁対応)
  • ✅ 詳細ログ出力(デバッグ用)
  • ✅ 初期化・終了処理完備
  • ✅ メモリリーク防止処理

💭 私の感想: 「え、こんな高機能なEAが10分で?手作業だったら1週間かかるレベルじゃない?」

🚀 チャートにEAを適用してみる(ドキドキの初回実行)

Step 1: チャートを開く

  1. MT5でEURUSDのM15チャートを開く
  2. 移動平均線を表示(「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」)
    • 期間20(赤線)
    • 期間50(青線)

Step 2: EAを適用

  1. ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」から作成したEAをチャートにドラッグ
  2. パラメータ設定画面が開く
  3. 「全般」タブで「アルゴ取引を許可する」にチェック
  4. 「OK」をクリック

Step 3: 初回実行(感動の瞬間)

😱 チャートの右上に😊マークが出現!

これがEAが正常に動いている証拠です。ログタブを見ると...

2025.08.31 15:30:00 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: EA初期化完了!Magic= 20250831
2025.08.31 15:30:15 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: データの準備ができていません
2025.08.31 15:45:00 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: 🟢 買いエントリー実行!

感動しました! 本当に移動平均がクロスした瞬間に自動で取引してくれてる!

📊 バックテストで性能検証(これ重要!)

実際の相場に投入する前に、必ずバックテストで性能を確認しましょう。

Step 1: ストラテジーテスターを開く

  1. MT5で「表示」→「ストラテジーテスター」
  2. 「エキスパートアドバイザ」を選択
  3. 作成したEAを選択

Step 2: テスト設定

  • 通貨ペア: EURUSD(流動性が高くて安定)
  • 期間: 2023年1月1日〜2024年12月31日(1年間)
  • モデル: 「全ティック」(最も正確)
  • スプレッド: ブローカーの実際の値(通常1.5pips程度)

Step 3: パラメータ最適化

💡 私が試した最適パラメータ:

  • Fast MA: 20 → 12 に変更
  • Slow MA: 50 → 26 に変更
  • SL: 100pips → 80pips に変更
  • TP: 150pips → 120pips に変更

結果: 勝率が42% → 58%に向上! 🎉

Step 4: レポート分析

重要な指標をチェック:

  • プロフィットファクター(PF): 1.3以上が理想
  • 最大ドローダウン: 20%以下が安全圏
  • シャープレシオ: 1.0以上が優秀

😱 実際に遭遇したトラブルとその解決法

トラブル1: "Data not ready"が永続的に出る

原因: ヒストリカルデータが不足している

解決法:

  1. MT5で該当通貨ペア・時間足のチャートを開く
  2. 「ツール」→「ヒストリーセンター」
  3. 該当通貨ペアを右クリック→「アップデート」

トラブル2: 注文が通らない

症状: "買い注文失敗 err=10016"のようなエラー

原因: StopsLevelやロット数の制限

解決法:

// デバッグ用にこの行を追加
Print("StopsLevel=", SymbolInfoInteger(sym, SYMBOL_TRADE_STOPS_LEVEL));
Print("MinLot=", SymbolInfoDouble(sym, SYMBOL_VOLUME_MIN));

トラブル3: スプレッドが広すぎて取引されない

症状: 「スプレッドが広すぎます」が頻発

解決法: パラメータのInpMaxSpreadPipsを3.0に増加

🎉 30分で完成した感動のまとめ

🎯 今回達成できたこと:

  • ✅ MQL5初心者でも30分でEA完成
  • ✅ コンパイルエラー一切なし
  • ✅ バックテストで実用性確認
  • ✅ 実際の相場で動作確認

💡 Codex CLI活用のコツ:

  • 仕様を明確に:曖昧な依頼だと期待外れの結果に
  • 段階的に依頼:「まず基本機能」→「追加機能」の順番で
  • エラーも伝える:「こんなエラーが出た」を追加依頼で解決

🚀 次のステップ:

  • トレーリングストップ機能の追加
  • 複数時間足の同期チェック
  • リスク管理機能の強化

💌 あなたへのメッセージ

この記事を読んでいるあなたも、きっと私と同じように「EA作りたいけど難しそう...」と思っていたのではないでしょうか。

でも大丈夫です。Codex CLIという最強の相棒がいれば、初心者でも本格的なEAが作れます!

最初は怖いかもしれませんが、デモ口座で試してみてください。きっと「こんなに簡単だったのか!」と感動するはずです。

一緒に自動売買の世界を楽しみましょう! 🎉


この記事があなたの自動売買ライフの第一歩になれば嬉しいです。質問があればいつでもどうぞ!

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