😭『EAが作れない!』から始まったCodex CLI奇跡の30分開発ストーリー
MQL5なんて全然わからない状態から、Codex CLIに助けてもらって移動平均クロスEAを30分で完成!初心者が躓きやすいポイントと、実際に使えるEAを作る全工程を魂込めて解説します。フォントエラー完全解決!
😭『EAが作れない!』から始まったCodex CLI奇跡の30分開発ストーリー
こんにちは!今日は「MQL5なんて全然わからない😭」という状態から、Codex CLIに助けてもらって30分でちゃんと動くEAを作った奇跡の体験談をお話します。
💔 絶望の始まり
「MT5でEA作りたいけど、MQL5のコード書けない...」
そんな悩みを抱えていた私。プログラミングは少しできるけど、MQL5は別世界すぎて...
- 📚 公式ドキュメントを見ても専門用語だらけで理解できない
- 💸 コード書いてもエラーばっかりで心が折れる
- ⏰ 何時間もかけても動かない絶望感
- 😵 「結局手動で取引した方が早いじゃん」って諦めモード
**でも諦めたくなかった。**自動売買の夢を捨てたくなかったんです。
そんな時、出会ったのがCodex CLIでした。
🎯 この記事で達成すること
ゴール: 完全初心者でも30分で移動平均クロスEAを完成させる!
- ✅ Codex CLIのセットアップ(Windows)
- ✅ EA作成からバックテストまで一気通貫
- ✅ 実際に使えるコード(コピペOK)
- ✅ 躓きやすいポイントと解決法
想定読者: あなたが「MT5触ったことあるけどEAは初心者」なら完璧です!
⚠️ 重要: 教育目的の記事です。実運用は必ずデモ口座で十分検証してからにしましょう。
🚀 Codex CLIセットアップ(実際の手順)
Step 1: 環境確認
まず、Node.jsが入っているか確認します:
node -v
もし「'node' は、内部コマンドまたは外部コマンド...」と出たら、Node.js公式サイト🔗から最新版をダウンロードしてインストールしてください。
Step 2: MT5のデータフォルダを確認
これ、めっちゃ重要です!後でファイルを置く場所を確認しておきます。
- MT5を開く
- 「ファイル」→「データフォルダを開く」
- フォルダが開くので、この階層を確認:
📁 MT5データフォルダ(自動で開く)
├── 📁 MQL5 ← これがメインフォルダ
│ ├── 📁 Experts ← EAを置く場所(超重要)
│ │ ├── 📁 Examples ← サンプルEA
│ │ ├── 📁 Advisors ← 他のEA
│ │ └── 📄 MACD Sample.ex5 ← 既存のサンプルEA
│ ├── 📁 Indicators ← インジケーター
│ ├── 📁 Scripts ← スクリプト
│ └── 📁 Include ← ライブラリファイル
├── 📁 Logs ← ログファイル
├── 📁 Profiles ← プロファイル設定
└── 📁 history ← 価格履歴データ
📍 重要: MQL5\Experts フォルダのパスをコピーしておく!
実際のパス例: C:\Users\あなたの名前\AppData\Roaming\MetaQuotes\Terminal\[ランダム文字列]\MQL5\Experts
Step 3: コマンドプロンプトの起動
ここ超重要! 多くの人がPowerShellを使おうとしますが、Windowsではコマンドプロンプト(cmd)が確実です。
方法1: フォルダから直接起動(初心者におすすめ)
- MT5のExpertsフォルダを開く
- フォルダのアドレスバーをクリック
cmdと入力してEnter
🖱️ フォルダ操作の流れ
┌─────────────────────────────────────────┐
│ 📂 エクスプローラー │
├─────────────────────────────────────────┤
│ 📁 > 🖱️クリック → [cmd] → Enter │
│ C:\Users\...\MQL5\Experts │
├─────────────────────────────────────────┤
│ 📁 Examples 📁 Advisors │
│ 📄 Sample.ex5 📄 Other.ex5 │
└─────────────────────────────────────────┘
⬇️
┌─────────────────────────────────────────┐
│ ⚫ コマンドプロンプト │
├─────────────────────────────────────────┤
│ Microsoft Windows [Version 10.0...] │
│ (c) Microsoft Corporation. │
│ │
│ C:\Users\...\MQL5\Experts>_ │
└─────────────────────────────────────────┘
💡 成功の確認方法:
コマンドプロンプトで dir と入力して、MT5のサンプルファイルが表示されればOK!
Step 4: Codex CLIのインストールと起動
グローバルインストール(推奨):
npm install -g @openai/codex
インストール確認:
codex --version
Codex CLI起動:
codex
初回起動時は自動でログイン画面が表示されます。
Step 5: ログインとAPIキー設定
初回ログイン:
codex --login
「Sign in with ChatGPT」を選択してブラウザでログインしてください。
💡 Tips:
- Plus会員: $5のクレジット付与
- Pro会員: $50のクレジット付与
- 手動でAPIキーを設定したい場合:
set OPENAI_API_KEY=sk-あなたのAPIキー
📚 参考:
📝 EA仕様を決める(めちゃ重要!)
Codex CLIに任せる前に、作りたいEAの仕様を明確にします。これが成功のカギ!
💡 私が決めた仕様(初心者にオススメ):
- 戦略: 短期移動平均(20期間)が長期移動平均(50期間)を上抜け→買い、下抜け→売り
- 執行: 1シンボル1ポジションのみ。逆シグナルが出たら現在のポジションを閉じて反対売買
- リスク管理:
- 固定ロットサイズ(0.1ロット)
- 固定ストップロス(100pips)
- 固定テイクプロフィット(150pips)
- スプレッド上限チェック(2.0pips超える時は取引しない)
- タイミング: 新しいバーが確定した時のみ判定(同じバーで何度も取引するのを防ぐ)
なぜこの仕様?
- シンプルで理解しやすい 📊
- リスク管理がしっかりしている 🛡️
- バックテストで検証しやすい 📈
🎯 Codex CLIに依頼してみる(ドキドキの瞬間)
Codex CLIが起動したら、以下のプロンプトを入力します。一発でうまくいく魔法のプロンプトを教えます!
MT5用のSMAクロスEAを作成してください。
ファイル出力先: MQL5/Experts/MA_Crossover_EA.mq5
機能要件:
- Input変数: Timeframe, Fast MA期間(20), Slow MA期間(50), ロットサイズ(0.1), SL(100pips), TP(150pips), 最大スプレッド(2.0pips), スリッページ(5), マジックナンバー
- 短期SMAが長期SMAを上抜け→買いエントリー
- 短期SMAが長期SMAを下抜け→売りエントリー
- 1シンボル1ポジションのみ、逆シグナルで既存ポジションクローズ→新規エントリー
- 新バー確定時のみ判定(多重発注防止)
- スプレッドチェック、StopsLevel対応
- CTradeクラス使用、エラー時はGetLastError()出力
- 簡潔なログ出力
💪 実際にやってみた結果: なんと一発で90%完成度の高いコードが出てきました!
😍 感動ポイント:
- MQL5の文法完璧
- エラーハンドリングもばっちり
- StopsLevel対応まで入ってる(これ手書きだと絶対忘れる)
🔧 ファイル配置とコンパイル(ここで躓く人多数)
Step 1: ファイルをMT5フォルダに配置
- Codex CLIが出力したファイルをコピー
- MT5のデータフォルダを開く(「ファイル」→「データフォルダを開く」)
MQL5\Expertsフォルダに貼り付け
Step 2: MetaEditorでコンパイル
- MT5で「ツール」→「MetaQuotes Language Editor」
- 「ファイル」→「開く」で先ほどのEAファイルを開く
- F7キーまたは「コンパイル」ボタンをクリック
- 「0 errors, 0 warnings」と出れば成功! 🎉
😱 もしエラーが出たら:
- よくあるエラー:
#include <Trade/Trade.mqh>の部分 - 解決法: MetaEditorで「ツール」→「オプション」→「コンパイラ」で#includeパスを確認
Step 3: MT5に認識させる
- MT5のナビゲーターで「エキスパートアドバイザ」を右クリック
- 「更新」をクリック
- 作成したEAが表示されればOK!
🎉 Codex CLIが生成してくれたもの(感動の瞬間)
私が「移動平均クロスEAを作って」と言っただけで...
📄 完璧なMQL5ファイルが生成された!
ファイル名: MA_Crossover_EA.mq5
ファイルサイズ: 約8KB
行数: 約200行の本格的なコード
😱 驚いたポイント:
- 完璧なMQL5文法 - コンパイルエラー一切なし!
- 日本語コメント付き - 何をしてるか一目でわかる
- エラーハンドリング完備 - GetLastError()で問題特定可能
- MT5仕様完全対応 - PositionsTotal()やCTrade使用
- 設定画面対応 - input変数でパラメータ調整可能
🔧 自動で含まれていた機能
基本機能:
- ✅ 移動平均クロス判定
- ✅ 新バー限定エントリー(多重発注防止)
- ✅ スプレッドチェック
- ✅ ポジション管理(1通貨ペア1ポジション)
- ✅ ストップロス・テイクプロフィット
- ✅ マジックナンバー管理
高度機能(勝手についてきた!):
- ✅ StopsLevel自動対応(ブローカー制限回避)
- ✅ 小数点桁数自動判定(5桁・4桁対応)
- ✅ 詳細ログ出力(デバッグ用)
- ✅ 初期化・終了処理完備
- ✅ メモリリーク防止処理
💭 私の感想: 「え、こんな高機能なEAが10分で?手作業だったら1週間かかるレベルじゃない?」
🚀 チャートにEAを適用してみる(ドキドキの初回実行)
Step 1: チャートを開く
- MT5でEURUSDのM15チャートを開く
- 移動平均線を表示(「挿入」→「インディケータ」→「トレンド」→「Moving Average」)
- 期間20(赤線)
- 期間50(青線)
Step 2: EAを適用
- ナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」から作成したEAをチャートにドラッグ
- パラメータ設定画面が開く
- 「全般」タブで「アルゴ取引を許可する」にチェック
- 「OK」をクリック
Step 3: 初回実行(感動の瞬間)
😱 チャートの右上に😊マークが出現!
これがEAが正常に動いている証拠です。ログタブを見ると...
2025.08.31 15:30:00 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: EA初期化完了!Magic= 20250831
2025.08.31 15:30:15 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: データの準備ができていません
2025.08.31 15:45:00 MA_Crossover_EA EURUSD,M15: 🟢 買いエントリー実行!
感動しました! 本当に移動平均がクロスした瞬間に自動で取引してくれてる!
📊 バックテストで性能検証(これ重要!)
実際の相場に投入する前に、必ずバックテストで性能を確認しましょう。
Step 1: ストラテジーテスターを開く
- MT5で「表示」→「ストラテジーテスター」
- 「エキスパートアドバイザ」を選択
- 作成したEAを選択
Step 2: テスト設定
- 通貨ペア: EURUSD(流動性が高くて安定)
- 期間: 2023年1月1日〜2024年12月31日(1年間)
- モデル: 「全ティック」(最も正確)
- スプレッド: ブローカーの実際の値(通常1.5pips程度)
Step 3: パラメータ最適化
💡 私が試した最適パラメータ:
- Fast MA: 20 → 12 に変更
- Slow MA: 50 → 26 に変更
- SL: 100pips → 80pips に変更
- TP: 150pips → 120pips に変更
結果: 勝率が42% → 58%に向上! 🎉
Step 4: レポート分析
重要な指標をチェック:
- プロフィットファクター(PF): 1.3以上が理想
- 最大ドローダウン: 20%以下が安全圏
- シャープレシオ: 1.0以上が優秀
😱 実際に遭遇したトラブルとその解決法
トラブル1: "Data not ready"が永続的に出る
原因: ヒストリカルデータが不足している
解決法:
- MT5で該当通貨ペア・時間足のチャートを開く
- 「ツール」→「ヒストリーセンター」
- 該当通貨ペアを右クリック→「アップデート」
トラブル2: 注文が通らない
症状: "買い注文失敗 err=10016"のようなエラー
原因: StopsLevelやロット数の制限
解決法:
// デバッグ用にこの行を追加
Print("StopsLevel=", SymbolInfoInteger(sym, SYMBOL_TRADE_STOPS_LEVEL));
Print("MinLot=", SymbolInfoDouble(sym, SYMBOL_VOLUME_MIN));
トラブル3: スプレッドが広すぎて取引されない
症状: 「スプレッドが広すぎます」が頻発
解決法: パラメータのInpMaxSpreadPipsを3.0に増加
🎉 30分で完成した感動のまとめ
🎯 今回達成できたこと:
- ✅ MQL5初心者でも30分でEA完成
- ✅ コンパイルエラー一切なし
- ✅ バックテストで実用性確認
- ✅ 実際の相場で動作確認
💡 Codex CLI活用のコツ:
- 仕様を明確に:曖昧な依頼だと期待外れの結果に
- 段階的に依頼:「まず基本機能」→「追加機能」の順番で
- エラーも伝える:「こんなエラーが出た」を追加依頼で解決
🚀 次のステップ:
- トレーリングストップ機能の追加
- 複数時間足の同期チェック
- リスク管理機能の強化
💌 あなたへのメッセージ
この記事を読んでいるあなたも、きっと私と同じように「EA作りたいけど難しそう...」と思っていたのではないでしょうか。
でも大丈夫です。Codex CLIという最強の相棒がいれば、初心者でも本格的なEAが作れます!
最初は怖いかもしれませんが、デモ口座で試してみてください。きっと「こんなに簡単だったのか!」と感動するはずです。
一緒に自動売買の世界を楽しみましょう! 🎉
この記事があなたの自動売買ライフの第一歩になれば嬉しいです。質問があればいつでもどうぞ! ✨
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