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【ELDRA説明書】ナンピンSL/TP自動付与 完全ガイド - セクション5-6〜5-17を徹底解説

公開日: 2026/4/5

この記事で分かること 🎯

ELDRAのセクション5「ストップロス・テイクプロフィット設定」の中でも、特に質問の多い5-6〜5-17のパラメーターを徹底解説します。

Code
【この記事のカバー範囲】
5-6. ナンピンSL/TP適用 ← ナンピン時にSLTPを付けるか?
5-7. ストップ自動付与ON/OFF ← 後からSLを自動で付ける
5-8. リミット自動付与ON/OFF ← 後からTPを自動で付ける
5-9. └ マジック番号無視 ← 他EAのポジションも対象にするか
5-10. └ 自動更新モード ← 1回だけ or 継続更新
5-11. └ チェック間隔(秒) ← どれくらいの頻度でチェック?
5-12. ZigZag深さ ← ZigZag SLの精度調整
5-13. └ ZigZag偏差 ← ZigZag SLの精度調整
5-14. └ ZigZagバックステップ ← ZigZag SLの精度調整
5-15. └ ZigZagシフト ← ZigZag SLの精度調整
5-16. 高値安値参照バー数 ← ローソク足SLの参照範囲
5-17. 残高%ストップ(プロップファーム用)← 安全装置

まず最初に:「自動付与」って何? 🤔

ELDRAのSL/TP設定には2つの方式があります。この違いを理解することが最重要ポイントです。

Code
【方式1: エントリー時設定(5-1〜5-5)】
ボタン押下 → SL/TPが付いた状態でポジションが建つ
┌─────────────┐
BUY ─────────>│ SL=149.500 │ ← 最初からSLTP付き
│ TP=150.500 │
└─────────────┘
【方式2: 自動付与(5-7〜5-11)】★この記事のメイン
ボタン押下 → SL/TPなしでポジションが建つ → EAが後からSL/TPを付与
┌─────────────┐ ┌─────────────┐
BUY ─────────>│ SL=なし │ ──EA──> │ SL=149.500 │
│ TP=なし │ 付与 │ TP=150.500 │
└─────────────┘ └─────────────┘

「自動付与」は、ポジションを建てた後にEAが自動的にSL/TPを設定する機能です。


なぜ「後から付与」が必要なの? 💡

「最初からSLTP付きで建てればいいじゃん」と思うかもしれません。でも、後から付与が必要なケースが実はたくさんあります。

ケース1: 他のEAや手動トレードにSLTPを付けたい

Code
別のEA ─── ポジション建つ(SL/TPなし)
│
ELDRA ──── 検知 → SL/TPを自動付与!

手動で建てたポジションや、SL/TP機能のない別EAのポジションにも自動的にSL/TPを設定できます。

ケース2: ナンピンポジションにSLTPを付けたい

Code
初回エントリー → SL/TP付き ✅
ナンピン1回目 → SL/TPなし ❌ ← デフォルトでは付かない
ナンピン2回目 → SL/TPなし ❌ ← デフォルトでは付かない

ナンピンポジションにSL/TPが付くかどうかは、**5-6「ナンピンSL/TP適用」**で制御します。

ケース3: プロップファームの安全対策

プロップファームでは、SLなしポジションは危険。自動付与を有効にしておけば、どんなエントリー方法でも必ずSLが付く安心感があります。


パラメーター詳細解説 📋

5-6. ナンピンSL/TP適用

項目内容
MT5表示名ナンピンSL/TP適用
デフォルト無効(SL/TPを設定しない)

選択肢

選択肢意味
無効(SL/TPを設定しない)ナンピンポジションにSL/TPを設定しない
有効(通常のSL/TP設定を適用)ナンピンポジションにも通常のSL/TP設定を適用する

動作の違い

Code
【無効(デフォルト)】
初回BUY 150.000 → SL=149.500 TP=150.500
ナンピン 149.800 → SL=なし TP=なし ← SLTPなし
ナンピン 149.600 → SL=なし TP=なし ← SLTPなし
→ 利食い幅決済(平均単価ベース)で一括管理するパターン
【有効】
初回BUY 150.000 → SL=149.500 TP=150.500
ナンピン 149.800 → SL=149.300 TP=150.300 ← 個別にSLTP付与
ナンピン 149.600 → SL=149.100 TP=150.100 ← 個別にSLTP付与
→ ポジションごとに損切り・利確を管理するパターン

どっちを使うべき?

  • 無効 推奨: ナンピンの利食い幅決済(9-10〜9-13)を使う場合。平均単価で一括管理するので、個別SLTPは不要。
  • 有効 推奨: 個別ポジションにSLを付けてリスクを限定したい場合。プロップファーム環境で「SLなしポジション禁止」ルールがある場合。

5-7〜5-8. ストップ自動付与ON/OFF ・ リミット自動付与ON/OFF

No.MT5表示名説明デフォルト
5-7ストップ自動付与ON/OFFSLを後から自動で付けるOFF
5-8リミット自動付与ON/OFFTPを後から自動で付けるOFF

これが自動付与のメインスイッチです。

動作の仕組み

Code
【自動付与の処理フロー】
OnTick()
│
├── 「└ チェック間隔(秒)」(5-11)を確認
│
├── 全ポジションをスキャン
│ │
│ ├── SLがない? → 「ストップ自動付与」=ON → SLを計算して付与
│ │
│ ├── TPがない? → 「リミット自動付与」=ON → TPを計算して付与
│ │
│ └── 両方ない? → 両方計算して付与
│
└── 次のチェックまで待機

重要なポイント

  • 既にSL/TPが設定済みのポジションには何もしない(上書きしない)
  • 「└ 自動更新モード」(5-10)が「自動更新」の場合、リミット値が変更されたら再計算する
  • SLの計算方法は**5-1「ストップロスの基準タイプ」**の設定に従う
  • TPの計算方法は**5-2「リミットの種類」**の設定に従う

SL/TPの計算ロジック

Code
【ストップ自動付与の計算方法(5-1「ストップロスの基準タイプ」に依存)】
「ポイントで設定」の場合:
BUY: SL = エントリー価格 - 「└ ストップロス(ポイント)」 × Point
SELL: SL = エントリー価格 + 「└ ストップロス(ポイント)」 × Point
「リスク・リワード比で設定」の場合:
BUY: SL距離 = TP距離 ÷ 「└ リスク・リワード比」
SL = エントリー価格 - SL距離
SELL: SL距離 = TP距離 ÷ 「└ リスク・リワード比」
SL = エントリー価格 + SL距離
「ZigZagの高値/安値で設定」「ローソク足の高値/安値で設定」の場合:
→ 自動付与では使用不可(エントリー時のみ有効)
【リミット自動付与の計算方法(5-2「リミットの種類」に依存)】
「ポイントで設定」の場合:
BUY: TP = エントリー価格 + 「└ テイクプロフィット(ポイント)」 × Point
SELL: TP = エントリー価格 - 「└ テイクプロフィット(ポイント)」 × Point
「リスク・リワード比で設定」の場合:
BUY: TP距離 = SL距離 × 「└ リスク・リワード比」
TP = エントリー価格 + TP距離
SELL: TP距離 = SL距離 × 「└ リスク・リワード比」
TP = エントリー価格 - TP距離

5-9. └ マジック番号無視

項目内容
MT5表示名└ マジック番号無視
デフォルトtrue(無視する)

何のため?

MT5では各EAが「マジック番号」というIDでポジションを識別します。

Code
【true(デフォルト): マジック番号を無視】
ELDRA(Magic=15151555) ─── 自分のポジション → 自動付与 ✅
他のEA(Magic=99999) ─── 他人のポジション → 自動付与 ✅ ← 他EAにも付与!
手動エントリー(Magic=0) ─── 手動ポジション → 自動付与 ✅ ← 手動にも付与!
【false: マジック番号をチェック】
ELDRA(Magic=15151555) ─── 自分のポジション → 自動付与 ✅
他のEA(Magic=99999) ─── 他人のポジション → スキップ ❌
手動エントリー(Magic=0) ─── 手動ポジション → スキップ ❌

使い分け

  • true推奨: ELDRAを「SL/TP管理ツール」として使いたい場合。手動トレードにもSLTPを付けたい場合。
  • false推奨: 複数EAを同時稼働していて、他EAのSLTPに干渉したくない場合。

5-10. └ 自動更新モード

項目内容
MT5表示名└ 自動更新モード
デフォルト自動更新(継続更新)

選択肢

選択肢意味
初回のみSL/TPを1回だけ付与。その後は更新しない
自動更新リミット値が変更されたら再計算して更新
Code
【初回のみ】
ポジション建つ → SL/TP付与 → 完了(もう触らない)
【自動更新】
ポジション建つ → SL/TP付与 → パネルで設定変更
→ 新しい設定で再計算・更新

5-11. └ チェック間隔(秒)

項目内容
MT5表示名└ チェック間隔(秒)
デフォルト5(秒)

SLTPがないポジションがないか、何秒間隔でチェックするかの設定です。

Code
チェック間隔 = 5秒 の場合:
0秒 → チェック → SLなしポジション発見 → 付与
5秒 → チェック → 問題なし → スキップ
10秒 → チェック → 新規ポジション発見 → 付与
...
  • 短すぎる(1秒など): ブローカーへのリクエストが多くなりすぎる可能性
  • 長すぎる(30秒など): SLなしの危険な時間が長くなる
  • 推奨: 3〜10秒

5-12〜5-15. ZigZagパラメーター

No.MT5表示名説明デフォルト
5-12ZigZag深さZigZagの検出感度12
5-13└ ZigZag偏差ノイズ除去の強さ5
5-14└ ZigZagバックステップ最小バー間隔3
5-15└ ZigZagシフト参照位置のシフト0

これらは**5-1「ストップロスの基準タイプ」で「ZigZagの高値/安値で設定」**を選んだ時に使うパラメーターです。

ZigZagストップの仕組み

Code
【ZigZagストップの例(BUYの場合)】
価格
│ /\
│ / \ /\
│ / \ / \ ← ZigZagの山と谷を検出
│ / \ / \
│ / V \ ← この谷をSLに使う
│/ ↑
ZigZag安値 = SL位置
パラメーター効果
ZigZag深さ=12大きくすると大きな波だけ検出(遠いSL)
ZigZag深さ=5小さくすると小さな波も検出(近いSL)
└ ZigZag偏差=5大きくするとノイズを除去
└ ZigZagバックステップ=3ZigZagの最小バー間隔
└ ZigZagシフト=00=最新、1=1本前のZigZag

推奨設定

  • スキャルピング: ZigZag深さ=5, └ ZigZag偏差=3, └ ZigZagバックステップ=2(狭いSL)
  • デイトレ: ZigZag深さ=12, └ ZigZag偏差=5, └ ZigZagバックステップ=3(デフォルト、標準的)
  • スイング: ZigZag深さ=20, └ ZigZag偏差=8, └ ZigZagバックステップ=5(広いSL)

5-16. 高値安値参照バー数

項目内容
MT5表示名高値安値参照バー数
デフォルト5

**5-1「ストップロスの基準タイプ」で「ローソク足の高値/安値で設定」**を選んだ時に使うパラメーターです。

動作の仕組み

Code
【ローソク足ストップの例(BUYの場合)】
過去5本のローソク足
┌─┐
│ │ ┌─┐
│ │ │ │ ┌─┐ ┌─┐
│ │ │ │ │ │ ┌─┐ │ │ ← 現在
│ │ │ │ │ │ │ │ │ │
└─┘ └─┘ └─┘ └─┘ └─┘
↑
この5本の最安値 = SL位置
高値安値参照バー数 = 5 → 直近5本の高値/安値を参照
高値安値参照バー数 = 10 → 直近10本の高値/安値を参照(より広いSL)

5-17. 残高%ストップ(プロップファーム用)

項目内容
MT5表示名残高%ストップ(プロップファーム用)
デフォルト0.9(%)

何のため?

プロップファームでは口座の損失限度が決まっています。このパラメーターで1ポジションあたりの最大損失を残高の%で制限します。

Code
【残高%ストップの計算例】
口座残高: $10,000
残高%ストップ: 0.9(%)
最大許容損失 = $10,000 × 0.9% = $90
USDJPY BUY 0.1ロット:
$90 ÷ (0.1 × 100,000 ÷ 150.000) = 約135ポイント
→ SL = エントリー価格 - 135ポイント

5-1「ストップロスの基準タイプ」で「口座残高%で設定(プロップファーム用)」 を選んだ時に使用されます。

プロップファームでの活用

Code
【プロップファーム安全設定の例】
Fintokei(日次DD 5%ルール):
残高%ストップ = 0.9%
→ 5ポジション保有しても最大4.5%DD
→ 日次DD 5%ルールをギリギリ守れる
FTMO(日次DD 5%ルール):
残高%ストップ = 0.5%
→ 10ポジション保有しても最大5%DD
→ より安全なマージン確保

あと何に使う? 🧩

「自動付与」はSL/TPの後付けだけじゃなく、実は色々な場面で活躍します。

💼 裁量トレードの安全ネットとして

ELDRAをチャートに入れておくだけで、裁量エントリーにもSLが自動で付きます。「SL入れ忘れて寝落ちした...」という悲劇を防ぎます。

🤖 EA併用時のリスク管理ツール

SL機能のないEAや、SL設定が甘いEAを使っている場合、ELDRAを同じチャートに入れて「└ マジック番号無視=true」にすれば、全ポジションにSLを強制付与できます。

📊 バックテスト時のSLTP検証

「ナンピンSL/TP適用」を有効/無効で切り替えてバックテストすれば、「ナンピンに個別SLを付けた場合 vs 付けない場合」の成績比較ができます。

🏢 プロップファームの「保険」

プロップファームでは日次DDルールが厳しいです。「残高%ストップ」を使えば、どんなEA・どんな手法でも1ポジションあたりの損失を残高の%で自動制限できます。口座破壊防止の最終防衛ラインです。

📐 テクニカル根拠のあるSL設定

ZigZagやローソク足高値安値を使えば、「直近の構造的なサポート/レジスタンス」に基づいたSLを自動設定できます。固定ポイントのSLよりもチャートに合った合理的なSLになります。

🔄 段階的なリスク管理の構築

「5-6(ナンピンSL/TP適用)」+「5-7/5-8(自動付与)」+「8(トレーリングストップ)」を組み合わせることで、エントリー → SL/TP付与 → 利益が伸びたらトレーリング → 利確という一連のリスク管理を全自動化できます。


メリット・デメリット ⚖️

自動付与(5-7, 5-8)のメリット・デメリット

メリットデメリット
😊SL/TP付け忘れ事故を100%防止エントリー直後〜チェック間隔の数秒間はSLなし
😊手動・他EA・ナンピン全対応5-1「ストップロスの基準タイプ」が「ストップなし」だと動かない
😊設定は一度だけ、あとは全自動ZigZag/ローソク足モードでは自動付与の計算ができない
😊プロップファームのDD管理に最適チェック間隔が短すぎるとブローカーへの負荷が増える

ナンピンSL/TP適用(5-6)のメリット・デメリット

「有効」にした場合

メリットデメリット
😊ナンピンポジションにも個別SL → リスク限定ナンピンが個別SLで損切りされやすくなる
😊プロップファームでSLなし禁止ルールに対応SLに引っかかった後の再ナンピン判定がリセットされない
😊最悪ケースの損失計算が可能利食い幅決済との相性が悪い場合がある

「無効」にした場合(デフォルト)

メリットデメリット
😊利食い幅決済と相性が良い(平均単価で管理)ナンピンポジションにSLがないため暴落リスクあり
😊個別SLで狩られることがないプロップファームのSL必須ルールに抵触する可能性
😊ナンピン戦略の本来の効果を活かせる最悪ケースの損失が計算しにくい

残高%ストップ(5-17)のメリット・デメリット

メリットデメリット
😊残高に応じて自動でSL距離が調整される残高が減るとSL距離も狭くなる(狩られやすい)
😊複数ポジションのDD合計を計算しやすいロットサイズや通貨ペアによって実際のSL距離が変わる
😊プロップファームのDD管理に最適固定ポイントSLに比べて直感的に分かりにくい

推奨の組み合わせパターン

Code
【パターンA: 裁量トレーダー向け】
5-7 = ON、5-8 = ON、5-9 = true
→ 手動エントリーに自動でSLTP。付け忘れ防止。
【パターンB: ナンピンEA運用】
5-6 = 有効、5-7 = ON、5-8 = ON
→ ナンピンにもSLTP + 後からの安全ネット。二重防御。
【パターンC: プロップファーム運用】
5-6 = 有効、5-7 = ON、5-17 = 0.9%、5-1 = 口座残高%で設定
→ 全ポジションを残高%でDD管理。最も安全。
【パターンD: 複数EA運用のSL管理】
5-7 = ON、5-8 = OFF、5-9 = true、5-10 = 初回のみ
→ 他EAのポジションにSLだけ自動付与。TPは触らない。

実践ユースケース集 🛠️

ユースケース1: 初心者向け「とにかく安全」設定

目的: どんなエントリー方法でも必ずSL/TPが付く安心設定

Code
【設定内容】
5-1. ストップロスの基準タイプ = ポイントで設定
5-2. リミットの種類 = リスク・リワード比で設定
5-3. └ ストップロス(ポイント) = 500(50pips)
5-5. └ リスク・リワード比 = 2.0
5-6. ナンピンSL/TP適用 = 無効
5-7. ストップ自動付与ON/OFF = ON ← 自動付与ON
5-8. リミット自動付与ON/OFF = ON ← 自動付与ON
5-9. └ マジック番号無視 = true ← 手動エントリーにも適用
5-11. └ チェック間隔(秒) = 5
Code
【結果】
手動BUY 150.000 → 5秒以内にSL=149.500, TP=151.000が自動設定
手動SELL 150.000 → 5秒以内にSL=150.500, TP=149.000が自動設定
ナンピン → SL/TPなし(無効なので利食い幅で管理)

ユースケース2: ナンピン戦略で全ポジションにSLを付ける

目的: ナンピン中の暴落リスクを個別SLで限定したい

Code
【設定内容】
5-1. ストップロスの基準タイプ = ポイントで設定
5-2. リミットの種類 = ポイントで設定
5-3. └ ストップロス(ポイント) = 1000(100pips)
5-4. └ テイクプロフィット(ポイント)= 500(50pips)
5-6. ナンピンSL/TP適用 = 有効 ← ナンピンにもSLTP付与
5-7. ストップ自動付与ON/OFF = ON
5-8. リミット自動付与ON/OFF = ON
Code
【結果】
初回BUY 150.000 → SL=149.000 TP=150.500
ナンピン 149.800 → SL=148.800 TP=150.300 ← ナンピンにもSLTP!
ナンピン 149.600 → SL=148.600 TP=150.100 ← ナンピンにもSLTP!
→ 各ポジション個別に100pipsの損切りラインがあるので、
万が一の暴落でも最大損失が計算できる

ユースケース3: プロップファーム「DD管理」設定

目的: プロップファームのDD制限を守りつつ、ナンピンも使いたい

Code
【設定内容】
5-1. ストップロスの基準タイプ = 口座残高%で設定(プロップファーム用)
5-2. リミットの種類 = リスク・リワード比で設定
5-5. └ リスク・リワード比 = 2.0
5-6. ナンピンSL/TP適用 = 有効
5-7. ストップ自動付与ON/OFF = ON
5-8. リミット自動付与ON/OFF = ON
5-9. └ マジック番号無視 = true
5-11. └ チェック間隔(秒) = 3
5-17. 残高%ストップ(プロップファーム用)= 0.9(%)
+プロップファーム設定
25-1. プロップファーム種類 = Fintokei
25-3. └ 日次DD強制決済(%) = 4.5
Code
【動作イメージ(残高$10,000)】
ポジション1: BUY → SL = 残高の0.9%($90)分の距離
ポジション2: ナンピン → SL = 残高の0.9%($90)分の距離
ポジション3: ナンピン → SL = 残高の0.9%($90)分の距離
最悪の場合: 3ポジション × 0.9% = 2.7% DD
→ 日次DD上限4.5%に対して十分なマージン ✅

ユースケース4: 他EAのSL管理ツールとして使う

目的: SL機能のない別EAのポジションにSLを付けたい

Code
【設定内容】
5-1. ストップロスの基準タイプ = ローソク足の高値/安値で設定
5-2. リミットの種類 = リミットなし(TPは付けない)
5-7. ストップ自動付与ON/OFF = ON
5-8. リミット自動付与ON/OFF = OFF
5-9. └ マジック番号無視 = true ← 他EAも対象
5-10. └ 自動更新モード = 初回のみ(1回だけ付与)
5-16. 高値安値参照バー数 = 10(直近10本の高値安値)
Code
【動作】
他のEA → BUY 150.000(SLなし)
↓ ELDRAが検知
ELDRA → 直近10本の安値を取得 → SL=149.750を付与
↓
以後は触らない(「初回のみ」なので)

ユースケース5: ZigZagベースの動的SL設定

目的: チャート構造に基づいた合理的なSLを自動で設定したい

Code
【設定内容】
5-1. ストップロスの基準タイプ = ZigZagの高値/安値で設定
5-2. リミットの種類 = リスク・リワード比で設定
5-5. └ リスク・リワード比 = 2.0
5-12. ZigZag深さ = 12
5-13. └ ZigZag偏差 = 5
5-14. └ ZigZagバックステップ = 3
5-15. └ ZigZagシフト = 0
Code
【動作例】
価格チャート:
/\ /\
/ \ / \ 現在 ★
/ \ / \ /
/ \ / \ /
/ \/ V ← ZigZag安値 = 149.200
BUY 150.000 → SL = 149.200(ZigZag直近安値)
→ TP = 150.000 + (150.000 - 149.200) × 2.0 = 151.600

パラメーター早見表 📊

No.MT5表示名デフォルト用途
5-6ナンピンSL/TP適用無効ナンピンへのSLTP適用
5-7ストップ自動付与ON/OFFOFF後からSLを自動付与
5-8リミット自動付与ON/OFFOFF後からTPを自動付与
5-9└ マジック番号無視true他EA・手動も対象にする
5-10└ 自動更新モード自動更新初回のみ or 継続更新
5-11└ チェック間隔(秒)5スキャン頻度
5-12ZigZag深さ12ZigZag検出感度
5-13└ ZigZag偏差5ノイズ除去
5-14└ ZigZagバックステップ3最小バー間隔
5-15└ ZigZagシフト0参照位置
5-16高値安値参照バー数5ローソク足SLの参照範囲
5-17残高%ストップ(プロップファーム用)0.91ポジションの最大損失%

よくある質問(FAQ) ❓

Q1: 「ストップ/リミット自動付与」(5-7,5-8)と「ナンピンSL/TP適用」(5-6)の違いは?

Code
【5-6「ナンピンSL/TP適用」】
→ ナンピン注文を出す「瞬間」にSL/TPを付けるかどうか
→ エントリー注文自体にSL/TPを含める
【5-7,5-8「ストップ/リミット自動付与」】
→ 既存ポジションを定期スキャンして「後から」SL/TPを付ける
→ エントリー方法を問わない(手動、他EA、ナンピン全対応)

両方ONにすると二重で安全です。5-6でナンピン時にSLTPを付け、万が一付与に失敗しても5-7/5-8が後からカバーします。

Q2: 「└ 自動更新モード」を「自動更新」にすると、手動で変更したSLが上書きされる?

いいえ。 「自動更新」は「SL/TPがない場合」または「パネルでSL/TP設定を変更した場合」にのみ再計算します。手動でSL/TPを変更した場合は上書きしません。

Q3: 自動付与をONにしているのにSLが付かないポジションがある

以下を確認してください:

  1. 「└ マジック番号無視」(5-9): falseの場合、他EAや手動ポジションはスキップされます
  2. 「ストップロスの基準タイプ」(5-1): 「ストップなし」になっていませんか?自動付与は5-1の設定に基づいて計算します
  3. 5-1が「ZigZag」または「ローソク足」: これらは自動付与では計算できません。「ポイントで設定」または「リスク・リワード比で設定」を使用してください

Q4: プロップファームで使う最低限の設定は?

Code
5-1. ストップロスの基準タイプ = ポイントで設定 or 口座残高%で設定
5-7. ストップ自動付与ON/OFF = ON
5-9. └ マジック番号無視 = true
5-11. └ チェック間隔(秒) = 3

これで最低限、全ポジションにSLが自動で付きます。


まとめ 📝

やりたいこと設定するパラメーター
全ポジションにSLを付けたい5-7「ストップ自動付与」= ON
全ポジションにTPも付けたい5-8「リミット自動付与」= ON
ナンピンにもSLTPを付けたい5-6「ナンピンSL/TP適用」= 有効
手動ポジションにも付けたい5-9「└ マジック番号無視」= true
プロップファームのDD管理5-17 + 5-1「口座残高%で設定」
チャート構造ベースのSL5-1「ZigZagの高値/安値」+ 5-12〜5-15
ローソク足ベースのSL5-1「ローソク足の高値/安値」+ 5-16

迷ったらまずは「5-7=ON, 5-8=ON, 5-1=ポイントで設定」の基本設定から始めてみてください。 それだけで、SL/TPの付け忘れ事故を防げます。


この記事はELDRA v3.38のソースコードに基づいて作成しています。

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😱『損切りできない病』から生まれた!ナンピンマーチンEA開発・完全攻略ガイド

『もう少し待てば戻るはず...』そんな願いから生まれたナンピンマーチン戦略。危険だけど魅力的なこの手法をMT5のEAで実装する方法を、リスク管理も含めて魂込めて解説します!

仮想通貨・BOT2025/1/31
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🎰 『ゴトー日をプロップでやる』のは払い損かもしれん — プロップが本当に活きる手法をシミュで見極めた

プロップファームの正体は『コールオプション=保険』。下方は手数料だけ、上方は分配ぶん。だから最悪ケースが重い高ボラ・ファットテール手法(ナンピン/高レバ)ほど向き、滅多に沈まないゴトー日のような手堅い手法は保険が効かず分配を払い損する。10万回シミュで『プロップに向く手法・向かない手法』を最悪ケース基準で分けました。

FX自動売買2026/6/20
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Hosopi-3のATRベース動的ナンピン幅制御の仕組みを解説

Hosopi-3 EAのATRベースナンピン間隔制御の計算式・パラメータ・優先順位を解説。相場のボラティリティに自動適応するナンピン幅の仕組みがわかります。

トレーディング2026/4/9