Hosopi-3のATRベース動的ナンピン幅制御の仕組みを解説
ATRナンピン幅とは
固定幅ナンピンはボラティリティの変化に対応できません。ボラが高い相場では一瞬でポジションを消化し、低い相場ではいつまでもエントリーしない。
Hosopi-3のATRベース動的ナンピン幅は、ATR(Average True Range)を使って相場のボラに応じてナンピン間隔を自動調整します。
計算式
ナンピン幅(Point) = Round( ATR値 × ATR乗数 ÷ _Point )例:USDJPY(3桁ブローカー)
ATR(H1, 14) = 0.250、ATR乗数 = 1.0、_Point = 0.001 のとき:
Round(0.250 × 1.0 ÷ 0.001) = 250 Point(25.0 pips)ボラが上がってATR = 0.400になれば、ナンピン幅は自動的に400 Point(40pips)に拡大します。
パラメータ
| パラメータ名 | デフォルト値 | 説明 |
|---|---|---|
| ATRベースのナンピン幅を使用 | false | ONで動的ナンピン幅を有効化 |
| ATR計算時間軸 | H1 | ATR計算に使う時間軸 |
| ATR期間 | 14 | ATRの計算期間 |
| ATR乗数 | 1.0 | ATR値に掛ける倍率。大きいほど幅が広がる |
「ATRベースのナンピン幅を使用」をONにしない限り、従来の固定幅(「ナンピン間隔」)が使われます。
ナンピン幅モードの優先順位
| 優先度 | モード | 条件 |
|---|---|---|
| 1(最優先) | 個別ナンピン幅 | 「個別ナンピン幅設定を有効化」= ON |
| 2 | ATRベース | 「ATRベースのナンピン幅を使用」= ON |
| 3(デフォルト) | 固定値 | 上記いずれも無効 |
個別ナンピン幅とATRを両方ONにした場合、個別ナンピン幅が優先されます。
ナンピン発火条件
- Buy: 現在価格 < 最後のポジション価格 − ナンピン幅 × Point値
- Sell: 現在価格 > 最後のポジション価格 + ナンピン幅 × Point値
固定幅モードと同じロジックで、変わるのはナンピン幅の値だけです。
ATRのシフト(どの足のATRを使うか)
Hosopi-3は**シフト0(現在形成中の足)**のATR値を参照します。つまりティックごとにATR値が微妙に変動します。
確定済みの足(シフト1)ではなく形成中の足を使うため、直近のボラティリティ変化をリアルタイムに反映できます。ただし足の確定前にATR値が変わり得る点は認識しておいてください。
補足事項
- ゴーストポジションには常に固定幅が使われます(ATRはリアルポジションのみ)
- ATR取得失敗時は自動的に固定幅(「ナンピン間隔」)にフォールバック
- ATR乗数の目安: 慎重派は1.5~2.0、積極派は0.5~0.8。迷ったら1.0から
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