【検証】FVG終点 vs オーダーブロック、どっちでエントリーすべき?25,656トレードで決着
FVG終点 vs オーダーブロック、25,656トレードで決着
😤 どっちでエントリーすべきなの?
SMC/ICTトレードをやってると、必ずぶつかる問題がある。
【エントリーポイントの悩み】
FVG(フェアバリューギャップ)が発生した後...
① FVG終点エントリー → 価格がFVGを埋めたらエントリー → 取りこぼしが少ない → でもSL幅が広くなる
② オーダーブロックエントリー → OB(FVGを作った起点)まで引きつけてエントリー → SL幅が狭くRRが有利 → でも到達しないこともあるで、結局どっちが正解なの?? 🤔
25,656トレードで検証した。
📖 まずは基礎知識:FVGとOBって何?
SMC初心者のために、まず用語を図解する。
📌 この記事で使用した時間足: 1時間足(H1)と4時間足(H4)
デイトレード〜スイングトレード向けの検証です。
FVG(フェアバリューギャップ)とは?
FVGとは「価格の隙間」。
- 3本のローソク足で構成される
- 1本目の高値と3本目の安値の間にできるギャップ
- 価格が飛んで、取引されなかったゾーン
- 価格はここを「埋めに」戻ってくる傾向がある
画像出典: EBC Financial Group
オーダーブロック(OB)とは?
OBとは「大きな動きを作った起点の足」。
- インパルス(大きな動き)の直前にある反対方向のローソク足
- Bullish OB: 上昇前の最後の陰線(青ゾーン)
- Bearish OB: 下落前の最後の陽線(紫ゾーン)
- 価格がOBに戻ってくると、再び同じ方向に動きやすい(★マーク)
画像出典: EBC Financial Group
🎯 2つのエントリー方法の違い
FVG終点エントリー
- エントリー位置: FVGが埋まったところ(価格がFVGの端まで戻ったら買い/売り)
- メリット: 取りこぼしが少ない
- デメリット: SL幅が広くなり、RRが悪い
オーダーブロック(OB)エントリー
- エントリー位置: OBゾーンまで引きつけてエントリー
- メリット: SL幅が狭く、RRが有利
- デメリット: OBまで戻らず機会を逃すことがある(約32%)
同じトレードでのRR比較
| 項目 | FVG終点 | OB |
|---|---|---|
| TPまでの距離 | 80pips | 100pips |
| SLまでの距離 | 50pips | 20pips |
| RR | 1.6 | 5.0 |
同じ相場でもエントリー位置でRRが3倍以上変わる!
📊 衝撃の結果:OBが+125,866pips優位
総合結果
| 指標 | FVG終点 | オーダーブロック | 差分 |
|---|---|---|---|
| トレード数 | 15,247 | 10,409 | -4,838 |
| 勝率 | 50.0% | 52.7% | +2.7% |
| 累計pips | -38,166 | +87,700 | +125,866 |
| 平均pips | -2.50 | +8.43 | +10.93 |
| PF | 0.95 | 1.18 | +0.23 |
FVG終点は6年間でマイナス、OBは+87,700pips 😱
これは衝撃的な差...
🎯 なぜこんな差がつくのか?
FVG終点の問題点
【FVG終点エントリーの構造的欠陥】
FVG発生 ↓価格がFVGを埋める(終点に到達) ↓エントリー(←ここ) ↓SLはFVGの外側に設定 ↓SL幅が広い = RRが悪いFVG終点でエントリーすると、ストップロスの置き場所が遠くなる。
勝率50%でも、RRが1:1以下だと長期的にマイナスになる。
オーダーブロックの優位性
【オーダーブロックエントリーの構造】
FVG発生 ↓OB(FVGを作った起点の足)を特定 ↓価格がOBまで戻るのを待つ ↓エントリー(←より深い位置) ↓SLはOBの外側(すぐそこ) ↓SL幅が狭い = RRが有利引きつけることでRRが改善される。
機会は32%減るが、1回あたりの期待値が大幅に向上。
📈 通貨ペア別:全ペアでOB優位
| 通貨ペア | FVG終点 | OB | OB優位 |
|---|---|---|---|
| XAUUSD | -32,184 | +35,636 | +67,820pips |
| GBPJPY | -2,829 | +25,863 | +28,692pips |
| USDJPY | +1,891 | +13,619 | +11,728pips |
| GBPUSD | -3,786 | +5,467 | +9,253pips |
| EURUSD | -1,258 | +7,113 | +8,372pips |
全通貨ペアでオーダーブロックが優位!
特にXAUUSD(ゴールド)とGBPJPYの差が顕著。ボラティリティが高い通貨ほど、引きつけの効果が大きい。
📅 年別:ほぼ毎年OBが勝利
| 年 | FVG終点 | OB | 勝者 |
|---|---|---|---|
| 2018 | +4,625 | +13,287 | OB |
| 2019 | -6,025 | +3,999 | OB |
| 2020 | -780 | +14,724 | OB |
| 2021 | -1,983 | +5,571 | OB |
| 2022 | -5,677 | +10,391 | OB |
| 2023 | +4,138 | +16,814 | OB |
| 2024 | -4,621 | +18,224 | OB |
| 2025 | -23,354 | +4,068 | OB |
8年中8年、オーダーブロックの勝利。
一度も負けてない。これはもう偶然じゃない。
🔍 検証条件
【バックテスト条件】
期間: 2016年〜2025年(6年以上)通貨ペア: EURUSD, USDJPY, GBPUSD, GBPJPY, XAUUSD時間足: 1時間足(H1)、4時間足(H4)総トレード数: 25,656回
FVG検出条件:- 3本のローソク足でギャップが発生- インパルスキャンドルが平均の1.5倍以上- H1: 最小5pipsのギャップ- H4: 最小10pipsのギャップ
オーダーブロック条件:- インパルス前の反対方向の足- OBゾーン(高値〜中値 or 安値〜中値)でエントリー
保有期間: 20本(H1なら20時間、H4なら80時間)RR設定: 1:2時間足別の結果
| 時間足 | FVG終点 | OB | OB優位 |
|---|---|---|---|
| H1(1時間足) | -33,605 | +58,110 | +91,715pips |
| H4(4時間足) | -4,561 | +29,590 | +34,151pips |
どちらの時間足でもOBが圧倒的に優位!
1時間足のほうがトレード数が多く、差も大きく出ている。
💡 実践への応用
FVG終点エントリーが向いている人
・とにかく機会を逃したくない・チャートを見る時間が限られている・メンタル的に「待つ」のが苦手ただし、長期的にはマイナス期待値であることを覚悟する必要がある。
オーダーブロックエントリーが向いている人
・少ないトレードで効率よく稼ぎたい・RR重視のトレーダー・「待つ」ことができるこちらが統計的に正解。
⚠️ 注意点
「OBに到達しない」問題
オーダーブロックエントリーの最大の欠点は、価格がOBまで戻らずに行ってしまうこと。
今回の検証では:
- FVG終点: 15,247トレード
- オーダーブロック: 10,409トレード
約32%の機会を逃す。
でも、残りの68%で十分すぎるほど稼げる。
相場環境による違い
【OBが特に有効な環境】・トレンド相場・ボラティリティが高い時・XAUUSD、GBPJPYなど
【OBが効きにくい環境】・レンジ相場・ボラティリティが低い時🎯 結論
FVG終点 vs オーダーブロック
| 項目 | FVG終点 | OB | 勝者 |
|---|---|---|---|
| トレード機会 | ⭕ 多い | △ 少ない | FVG |
| 勝率 | △ 50.0% | ⭕ 52.7% | OB |
| 累計pips | ❌ -38,166 | ⭕ +87,700 | OB |
| RR効率 | ❌ 悪い | ⭕ 良い | OB |
| 長期安定性 | ❌ 不安定 | ⭕ 安定 | OB |
圧倒的にオーダーブロックエントリーが優位。
最終結論
【答え】
オーダーブロックまで引きつけてエントリーすべき。
理由:1. 勝率が2.7%高い2. 累計で+125,866pipsの差3. 全通貨ペア・全年で優位4. RR効率が構造的に有利
機会は減るが、期待値は大幅に向上する。「待てる人」が勝つ。📚 参考
この検証は以下の記事に触発されて行いました:
元記事では10ヶ月・EURUSDのみで検証していましたが、本検証では6年・5通貨ペア・25,656トレードに拡大して、より確実な結論を導き出しました。
「待てる人が勝つ」
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