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【検証】FVG終点 vs オーダーブロック、どっちでエントリーすべき?25,656トレードで決着

公開日: 2025/12/27

FVG終点 vs オーダーブロック、25,656トレードで決着

😤 どっちでエントリーすべきなの?

SMC/ICTトレードをやってると、必ずぶつかる問題がある。

Code
【エントリーポイントの悩み】
FVG(フェアバリューギャップ)が発生した後...
① FVG終点エントリー
→ 価格がFVGを埋めたらエントリー
→ 取りこぼしが少ない
→ でもSL幅が広くなる
② オーダーブロックエントリー
→ OB(FVGを作った起点)まで引きつけてエントリー
→ SL幅が狭くRRが有利
→ でも到達しないこともある

で、結局どっちが正解なの?? 🤔

25,656トレードで検証した。


📖 まずは基礎知識:FVGとOBって何?

SMC初心者のために、まず用語を図解する。

📌 この記事で使用した時間足: 1時間足(H1)と4時間足(H4)

デイトレード〜スイングトレード向けの検証です。

FVG(フェアバリューギャップ)とは?

FVG(フェアバリューギャップ)の図解

FVGとは「価格の隙間」。

  • 3本のローソク足で構成される
  • 1本目の高値と3本目の安値の間にできるギャップ
  • 価格が飛んで、取引されなかったゾーン
  • 価格はここを「埋めに」戻ってくる傾向がある

画像出典: EBC Financial Group

オーダーブロック(OB)とは?

オーダーブロックの実例チャート

OBとは「大きな動きを作った起点の足」。

  • インパルス(大きな動き)の直前にある反対方向のローソク足
  • Bullish OB: 上昇前の最後の陰線(青ゾーン)
  • Bearish OB: 下落前の最後の陽線(紫ゾーン)
  • 価格がOBに戻ってくると、再び同じ方向に動きやすい(★マーク)

画像出典: EBC Financial Group


🎯 2つのエントリー方法の違い

FVG終点エントリー

  • エントリー位置: FVGが埋まったところ(価格がFVGの端まで戻ったら買い/売り)
  • メリット: 取りこぼしが少ない
  • デメリット: SL幅が広くなり、RRが悪い

オーダーブロック(OB)エントリー

  • エントリー位置: OBゾーンまで引きつけてエントリー
  • メリット: SL幅が狭く、RRが有利
  • デメリット: OBまで戻らず機会を逃すことがある(約32%)

同じトレードでのRR比較

項目FVG終点OB
TPまでの距離80pips100pips
SLまでの距離50pips20pips
RR1.65.0

同じ相場でもエントリー位置でRRが3倍以上変わる!


📊 衝撃の結果:OBが+125,866pips優位

総合結果

指標FVG終点オーダーブロック差分
トレード数15,24710,409-4,838
勝率50.0%52.7%+2.7%
累計pips-38,166+87,700+125,866
平均pips-2.50+8.43+10.93
PF0.951.18+0.23

FVG終点は6年間でマイナス、OBは+87,700pips 😱

これは衝撃的な差...

FVG終点 vs オーダーブロック 比較

🎯 なぜこんな差がつくのか?

FVG終点の問題点

Code
【FVG終点エントリーの構造的欠陥】
FVG発生
↓
価格がFVGを埋める(終点に到達)
↓
エントリー(←ここ)
↓
SLはFVGの外側に設定
↓
SL幅が広い = RRが悪い

FVG終点でエントリーすると、ストップロスの置き場所が遠くなる。

勝率50%でも、RRが1:1以下だと長期的にマイナスになる。

オーダーブロックの優位性

Code
【オーダーブロックエントリーの構造】
FVG発生
↓
OB(FVGを作った起点の足)を特定
↓
価格がOBまで戻るのを待つ
↓
エントリー(←より深い位置)
↓
SLはOBの外側(すぐそこ)
↓
SL幅が狭い = RRが有利

引きつけることでRRが改善される。

機会は32%減るが、1回あたりの期待値が大幅に向上。

📈 通貨ペア別:全ペアでOB優位

通貨ペアFVG終点OBOB優位
XAUUSD-32,184+35,636+67,820pips
GBPJPY-2,829+25,863+28,692pips
USDJPY+1,891+13,619+11,728pips
GBPUSD-3,786+5,467+9,253pips
EURUSD-1,258+7,113+8,372pips

全通貨ペアでオーダーブロックが優位!

特にXAUUSD(ゴールド)とGBPJPYの差が顕著。ボラティリティが高い通貨ほど、引きつけの効果が大きい。

通貨ペア別比較

📅 年別:ほぼ毎年OBが勝利

年FVG終点OB勝者
2018+4,625+13,287OB
2019-6,025+3,999OB
2020-780+14,724OB
2021-1,983+5,571OB
2022-5,677+10,391OB
2023+4,138+16,814OB
2024-4,621+18,224OB
2025-23,354+4,068OB

8年中8年、オーダーブロックの勝利。

一度も負けてない。これはもう偶然じゃない。

年別パフォーマンス比較

累積pips推移

🔍 検証条件

Code
【バックテスト条件】
期間: 2016年〜2025年(6年以上)
通貨ペア: EURUSD, USDJPY, GBPUSD, GBPJPY, XAUUSD
時間足: 1時間足(H1)、4時間足(H4)
総トレード数: 25,656回
FVG検出条件:
- 3本のローソク足でギャップが発生
- インパルスキャンドルが平均の1.5倍以上
- H1: 最小5pipsのギャップ
- H4: 最小10pipsのギャップ
オーダーブロック条件:
- インパルス前の反対方向の足
- OBゾーン(高値〜中値 or 安値〜中値)でエントリー
保有期間: 20本(H1なら20時間、H4なら80時間)
RR設定: 1:2

時間足別の結果

時間足FVG終点OBOB優位
H1(1時間足)-33,605+58,110+91,715pips
H4(4時間足)-4,561+29,590+34,151pips

どちらの時間足でもOBが圧倒的に優位!

1時間足のほうがトレード数が多く、差も大きく出ている。

💡 実践への応用

FVG終点エントリーが向いている人

Code
・とにかく機会を逃したくない
・チャートを見る時間が限られている
・メンタル的に「待つ」のが苦手

ただし、長期的にはマイナス期待値であることを覚悟する必要がある。

オーダーブロックエントリーが向いている人

Code
・少ないトレードで効率よく稼ぎたい
・RR重視のトレーダー
・「待つ」ことができる

こちらが統計的に正解。

⚠️ 注意点

「OBに到達しない」問題

オーダーブロックエントリーの最大の欠点は、価格がOBまで戻らずに行ってしまうこと。

今回の検証では:

  • FVG終点: 15,247トレード
  • オーダーブロック: 10,409トレード

約32%の機会を逃す。

でも、残りの68%で十分すぎるほど稼げる。

相場環境による違い

Code
【OBが特に有効な環境】
・トレンド相場
・ボラティリティが高い時
・XAUUSD、GBPJPYなど
【OBが効きにくい環境】
・レンジ相場
・ボラティリティが低い時

🎯 結論

FVG終点 vs オーダーブロック

項目FVG終点OB勝者
トレード機会⭕ 多い△ 少ないFVG
勝率△ 50.0%⭕ 52.7%OB
累計pips❌ -38,166⭕ +87,700OB
RR効率❌ 悪い⭕ 良いOB
長期安定性❌ 不安定⭕ 安定OB

圧倒的にオーダーブロックエントリーが優位。

最終結論

Code
【答え】
オーダーブロックまで引きつけてエントリーすべき。
理由:
1. 勝率が2.7%高い
2. 累計で+125,866pipsの差
3. 全通貨ペア・全年で優位
4. RR効率が構造的に有利
機会は減るが、期待値は大幅に向上する。
「待てる人」が勝つ。

📚 参考

この検証は以下の記事に触発されて行いました:

元記事では10ヶ月・EURUSDのみで検証していましたが、本検証では6年・5通貨ペア・25,656トレードに拡大して、より確実な結論を導き出しました。


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