EA販売後の「収支公開し続ける礼儀」という呪縛〜なぜ道連れで沈む必要があるのか〜
😤 Twitterでよく見る光景
「EA売ったなら、ちゃんと収支を公開し続けろ!それが礼儀だ!」
「金取っておいて、負け始めたら黙るのは詐欺だ!」
こういう意見、よく見る。
一見もっともらしい。金を取っているのだから。
しかし、俺はこの論理にも限界があると思っている。
🎯 結論を先に言う
販売したEAと一緒に沈み続ける義務はない。
もちろん無料配布とは違う。説明責任はある。 しかし「永遠に道連れ」は違う。
📊 有償販売の責任範囲
販売者が負うべき責任
-
販売時点での正直な情報提供
- バックテスト結果の開示
- リスクの明示(最大DD、連敗数など)
- ロジックの概要説明
-
明らかな欠陥がないこと
- バグがない
- 説明通りに動作する
- 詐欺的な誇大広告をしない
-
購入後の一定期間のサポート
- 質問への回答
- 使い方の説明
- 不具合対応
-
重大な問題が発覚した場合の対応
- 返金対応
- 修正版の提供
販売者が負う必要のない責任
- 永遠に収支を公開し続ける
- 自分も永遠に使い続ける
- 購入者の損失を補填する
- 無期限のサポート
😱 「金取ったんだから」の限界
よくある批判
「金取っておいて、1年で収支報告やめるのか!」
これ、本当に正しいか?
考えてみよう
車を買ったとする。
- メーカーは永遠にその車の燃費を報告し続けるか?
- ディーラーは永遠にその車に乗り続けるか?
- 10年後に「まだ乗ってるか報告しろ」と言うか?
言わないだろう。
EAも同じ
- 販売時点で正直な情報を出す
- 一定期間のサポートをする
- 重大な問題があれば対応する
それ以上は「道連れ」だ。
🤔 なぜ「道連れ」が愚かなのか
シナリオを考える
あなたが3年前にEAを販売した。当時は機能していた。
しかし今:
- 相場環境が変わった
- そのEAはもう機能しない
- あなたは新しい手法に移行済み
さて、どうする?
選択肢A: 収支を公開し続ける
- 自分は使っていないのに、検証のためだけに動かす
- 負けている収支を報告し続ける
- 購入者も負け続ける
- 誰も得しない
選択肢B: 正直に状況を説明する
- 「相場環境が変わり、現在は使用していません」
- 「この手法の優位性は低下しています」
- 購入者は判断材料を得る
- 建設的
選択肢C: 黙って消える
- 無責任と言われる
- しかし、嘘の収支を報告するよりはマシ
📉 手法は乗り換えるもの
残酷だが真実
どんな手法も永遠には機能しない。
- 相場環境は変わる
- 優位性は減衰する
- より良い手法が見つかる
これは販売者も購入者も同じ条件だ。
販売者の現実
俺が過去に使った手法は山ほどある:
- 機能した → 使った
- 機能しなくなった → 乗り換えた
- もう使わない → 公開しても惜しくない
これが自然な流れだ。
購入者への期待
EAを買った時点で:
- 自分でバックテストする責任がある
- リスクを理解する責任がある
- 「いつか機能しなくなる」を覚悟する責任がある
「永遠に勝てるEA」を期待するのが間違い。
😤 「詐欺だ!」への反論
詐欺とは何か
- 最初から勝てないと知っていて売った → 詐欺
- バックテスト結果を捏造した → 詐欺
- 明らかな誇大広告 → 詐欺
詐欺ではないもの
- 販売時点では機能していたが、後に機能しなくなった → 詐欺ではない
- 販売者自身も負けるようになった → 詐欺ではない
- 相場環境の変化で優位性が消えた → 詐欺ではない
これらを混同してはいけない。
💰 有償販売のあるべき姿
販売時
-
正直な情報開示
- バックテスト期間、トレード回数、勝率、PF、最大DD
- 「過去の成績は将来を保証しない」の明記
-
リスクの明示
- 「相場環境によっては機能しない可能性がある」
- 「元本割れのリスクがある」
-
適切な価格設定
- 詐欺的な高額設定をしない
販売後(一定期間)
-
サポート対応
- 質問への回答
- 使い方の説明
-
重大な問題への対応
- バグ修正
- 必要に応じて返金
-
状況の報告(義務ではないが推奨)
- フォワード成績の共有
- 相場環境の変化についてのコメント
一定期間後
-
正直な状況説明
- 「現在は使用していません」でOK
- 嘘の収支報告より100倍マシ
-
乗り換えは自由
- 販売者も進化する権利がある
🎭 「礼儀」を言う人の本音
本音1: 自分で判断したくない
EAを買ったら、永遠に販売者が面倒を見てくれると思っている。
それは依存だ。
本音2: 責任を取りたくない
負けたとき「お前が悪い」と言いたい。
それは責任転嫁だ。
本音3: 無限のサービスを求めている
一度買ったら、永遠にサポート・収支報告・アップデートが欲しい。
それは現実的ではない。
📊 建設的な関係性
販売者と購入者の健全な関係
販売者:
- 販売時点で正直に情報を出す
- 一定期間のサポートを提供する
- 問題があれば対応する
- 状況が変わったら正直に伝える
購入者:
- 自分でバックテストする
- リスクを理解する
- 「永遠に勝てる」と期待しない
- 販売者も人間であることを理解する
😅 俺のスタンス
過去の販売物について
もし俺が過去にEAを売っていて、今使っていないなら:
「当時は機能していましたが、相場環境の変化により現在は使用していません。購入いただいた方には申し訳ありませんが、これがトレードの現実です。」
これで十分だと思う。
嘘をつくより100倍マシ
「今も使っています!」と嘘をつく → 購入者は信じて使い続ける → 負け続ける
これこそ本当の無責任だ。
🔚 結論
有償販売でも「道連れ」は違う
- 販売時点での責任は果たすべき
- しかし「永遠に収支報告」は義務ではない
- 手法が死んだら、正直に言えばいい
本当の誠実さとは
- 嘘をつかないこと
- 状況が変わったら正直に伝えること
- 購入者を欺かないこと
沈む船と一緒に溺れることではない。
購入者への言葉
EAを買ったなら:
- 自分で検証しろ
- 永遠に勝てると思うな
- 販売者に依存するな
- 自分のトレードは自分で責任を持て
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